蓼科山 前編 双子池でテント泊
蓼科山
標高2,530m
日本百名山
八ヶ岳の北に位置する。
山頂は大きな岩に広く覆われ平坦になっていて特徴的。
その形から諏訪富士とも呼ばれる。
竜源橋から登り始めた。
頭の中で装備の確認をし始める。
あっ!
終わった…
ティール色のスタッフバックを入れた記憶が無い。
シュラフを家に忘れてきたのだ。
数日前のこの辺りの気温は場所によっては氷点下。
シュラフなしでは一睡もできない。
車の中には車中泊用の大きなシュラフがあるがザックの半分の容量以上を占めてしまうほどの大きなのでそれを持って行くのは無理。
するとつもるさんが車中泊で使っている6番の化繊のダウンがあるとのこと。
6番では通常寒さには耐えられないが大きさ的にはザックに入れて持って上がれる。
それとシュラフカバーも貸してもらうことに。
最近買ったダウンパンツも履き、銀のエマージェンシーシートも使おう。
これでなんとかなるだろう。
あとは気温があまり下がらないことを祈ってこの装備で再び登山を開始した。
明日あの頂きに立つ。
水はかなり少ない感じだったが、こじんまりとしたなかなかいい雰囲気の池。
ここが今日のキャンプ地。
湖畔と林間部分にテント場がある。
明るい湖畔にテントを設営。
右端の赤いのがつもるさんのオニドーム。
その隣の黄色がワタシのステラリッジ。
おいおい、またパスタかい!(笑)
そして7時にはテントの中に入ってゴソゴソ。
8時には寝てしまった。
そう、雨なのだ…
夜中の10時に一度目が覚めたのだけど、ちょうどその頃降り始めていた。
フリーズドライのリゾットはほんとに美味い♪
もはや定番になりつつあるバナナケースに入れたバナナ。お気に入りだ。
勝因は気温が10度無いぐらいと、思ったより下がらなかったこと。
これを教訓に荷物チェックはしっかりとしなきゃ。
あと、ダウンパンツはコンパクトなうえに効果は絶大。少しでも寒いと思われるところには必ず持って行こう。
ほぼ止んだだけでわずかに降っている。
レインウェアを着こみザックカバーを付けた珍しい雨装備。
結局この後降る気配がなく、すぐに脱いじゃったんだけど。
驚く無かれ、この池、このテント場の水場なのだ。
通常水場は湧き水がちょろちょろ流れ出ている所なのだが、ここはこの池の水を直接汲む。
ワイルドすぎる(笑)
HelinoxのリッジラインLB130。
モンベルでしばらく在庫切れしていたものを予約注文しておいてやっと届いたもの。
森林が無くなった。
ギリ森林限界なのかな?
あまり期待していなかったが、山頂は遮るものがなく清々しい。いい山だ。
蓼科山山頂へにつづく。
by keen45
| 2016-06-20 23:32
| 登山