八ヶ岳 1話 ベースキャンプへ
標高2,899m
日本百名山
八ヶ岳とは一つの山ではなく八ヶ岳連峰の事をいいう。
大昔の大噴火で吹き飛んだ火山の名残で、吹き飛ぶ前の八ヶ岳は富士山より巨大だったと言われる。
山頂からは南アルプス、中央アルプス、北アルプス、奥秩父、富士山、御嶽山と名だたる山を一望できる中心的位置に鎮座する。
登山をはじめてその時々の憧れの山が現れた。
最初は大山。
なんで?と思われそうだが、怪我をして弱りまくっていたワタシにはその大山すら登頂できず途中断念したからだ。
低山トレーニングをつみ、大山登頂を果たす。
すると次のあこがれの山が現れた。
大山山頂から立派な姿を見ることが出来る塔ノ岳だ。
これは本当に憧れだけで終わると思っていたのだが、中級と言われる山々を登りまくっていくうちに行けるのではないかと思い始めた。
そして雪の塔ノ岳登頂に成功。
その後テントを背負ってのテント泊登山も経験し、たくさんの山を登りまくった。そして次のあこがれの山が現れた。
それが八ヶ岳。
登山をはじめてまだ4ヶ月。
でも、八ヶ岳チャレンジはけして無謀ではない。
毎日のウォーキング7km。そして毎週の登山。確実にステップアップしてきている。
八ヶ岳に登る時がやってきた。
という訳で先週に続き道の駅こぶちさわで車中泊。
この日はテント場に到着すればいいだけなのでのんびり朝食をとってから登山口へ向かう。
美濃戸口に車を停める。
駐車場で同じく登山の準備をしている男性と挨拶し話をする。
なんとその方は赤岳直登ピストンで日帰りをするとのこと!
びっくりしたのだけど、ルートと距離を考えれば確かに出来ないことではない。
なるほど。
ワタシは地蔵の頭、赤岳、阿弥陀岳の3つを登る予定だったのだけど正直この時点でも迷っていた。
できれば赤岳、横岳、硫黄岳の縦走をしたかったからだ。
駐車場の男性と話をしてますます悩んでしまった。
とりあえず最初のプランで登山届を出し登山開始。
この上の美濃戸にも駐車場はあるので普通に車が走るダート道。
この日は時間に余裕があるので少し遠回りの北沢で登る。
北沢の最初はまだ林道が続く。
この写真の右奥にも写っているんだけど、おねえさんと抜きつ抜かれつの登山だった。
おねえさんは脚が速いのだけど、花があると写真を撮るために立ち止まる。
それで抜きつ抜かれつに。
で少し話をしたら、硫黄岳に見たい花が咲いているからやってきたとのこと。
そして小屋に一泊し、赤岳まで縦走するとのこと。
駐車場の男性の赤岳日帰り、この女性の縦走。
みんな結構歩くんだな。
縦走をしたい。
気持ちは大きく傾いてきた。
なんかすげぇ!
赤岳の名称と関係有るのかな?
八ヶ岳の稜線が姿を現す。
ここにもテント場はあるのだけどもう少し先へ。
とても小さなヘリポートで車二台分ぐらい。
ちっちゃいヘリが下りるんだろうな♪
時間はたっぷりあるので行ってみることに。
横岳。
右に赤岳直登する文三郎道が見える。
すげー急だな!あれ登るのかよ!
メンチカツパンと赤岳のコラボ♪
ここは何がいいって水場が素晴らしい。
山の水場とは直接飲む気になれなかったり、飲んでみると鉄の味がしたりする場合があるが、ここの水はほんとに美味しい!
そして水が豊富で量に制限がない。そして無料。
ワタシはイスカのノンスリップを使っているのだけど、全然ノンスリップじゃないんだよね…
モンベルのはマットと連結できるのがあってあれは素晴らしいと思う。
でも買い換える資金力もなく、今のマットとピローでピローがずれないアイデアを実践してみた。
方法は簡単。
滑り止めシートをマットとピローの繋目下に引くだけ。
そしたらあら不思議。全く滑らなかった!
このアイデア、大ブームを巻き起こす予感がするのだけど、みんなは何を今更って感じなの?
どうなのどうなの?(笑)
隣のグリーンのテントの方と話をした。
この方はこの日ここに来てテントを張り、この日のうちに赤岳、阿弥陀岳をもう登ってきたそうだ。
なんだ、みんなほんとにたくさん歩いてるな。
うん、決めた!
明日は赤岳からの硫黄岳縦走だ!
ほんとに人が歩いているんだな。
えがちゃんも最高だけど早川亜希もいいね♪
by keen45
| 2016-06-24 23:23
| 登山