アサクフカク

鳳凰山 前編 地蔵岳まで

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鳳凰山
標高2,840m
日本百名山

最高峰の観音岳、奇岩オベリスクの地蔵岳、薬師岳の三山で鳳凰山。
南アルプスの東側に位置する。

丹沢、奥秩父、八ヶ岳と順々に登頂してきて、いよいよアルプスに挑戦。
アルプスの中では中級レベルらしいとの理由で鳳凰山に決めた。

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青木鉱泉からドンドコ沢を登っていく。

いつもの登山は一時間ほど歩くとしんどさが無くなっていき、どこまでも歩けそうモードに突入する。
しかしこの日は違った。
いつまでたってもしんどいモードのまま。
気温が高かかったからか、意外とハードな登山道だったからか、ひょっとすると体調が悪かったのか、原因はわからない。
とにかくハードだ。

一番問題だったのは汗。
汗が止まらない。
シャツがびっしょりなのは当たり前。
それがザックのパッドにも移りウエストのベルト部分もずぶ濡れ。
パンツはもちろん、ズボンのおしりから膝までびっしょり。
無理して頑張っているわけではない。
のんびり歩いてもそうなるのだ。
辛い。


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ドンドコ沢ルートにはいくつもの滝がある。
余裕があるなら少し遠回りして見ていくといいだろう。
ワタシはしんどいくせに三つほど見に行った。

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ギンリョウソウ
白くて半透明の清らかな美しさ。

この日の目的地の1/3を残したところでハイドレーションのポカリ1Lが底をつく。
辛い。水が飲みたい。
水場を調べて頑張って歩く。
そこは水場ではなく川だった。
でも確かに水場表示はここだ。この川の水が飲めるのだろう。
手ですくいガブガブ飲む。貪るように飲む。
雨が降ってきた。しっかりした雨。
かっぱを着て目的地へ向かう。
汗と雨でびっしょり。

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この日の目的地鳳凰小屋に到着。
ワタシだけではなく他の登山者も雨に濡れながら数人到着してきた。
みんなテン泊装備を持ってきているけど小屋泊まりに変更している。
ワタシはこれも経験なので雨の中テントを張り始める。
ひとりだけのテント泊。
幸い二時間ぐらいしたところで雨は上がってくれた。
その間、テントの中で裸になって汗で濡れた肌着を振り回して乾かしてた。
翌朝、小屋泊まりの人にテントがパタパタ揺れてたから虫でも入ったのかと思ってたって言われた。

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夕飯は初めてのアルファ米。
味がうすい気がするけどふつうに美味しいね。

結局服関係は完全には乾かず濡れたまま。
しょうがなくそれを着て寝袋に入った。
気持ち悪かったけど少しずつ乾いてきた。
ずぶ濡れ時でなければ着ていた方が乾くのかもしれない。

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翌朝、朝食を済ませ出発の準備。
前日の水切れから学習し、ハイドレーションに満タンの2Lの水を補給。
水はこれぞリアルガチの南アルプスの天然水。

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水場のところから雲海の絶景が見えた。

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登山開始。
まずは地蔵岳を目指す。
振り返ると雲海の絶景が広がっている。
何度も振り返りながら歩いた。

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急な砂の登山道。
ここを登った所が地蔵岳。
あと少し。

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地蔵岳到着♪
山頂が雲に隠れているのが最高峰観音岳。
その左には小さく富士山が見える。
下から小屋でなかよくなったみんなも登ってきた。
ワイワイガヤガヤ話しながらの楽しい登山だった。

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結局北岳はずっと雲の中。

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地蔵岳の象徴、奇岩オベリスク。
姿も名前もかっこいい。
手前は地蔵が並んでいる賽の河原。
ちょっと怖いネーミング。

後編へ続く


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by keen45 | 2016-07-15 22:50 | 登山 | Comments(2)
Commented by みねんこ at 2016-07-18 20:05 x
みなみあるぷす、てん、ねん、すい♪
いいなぁめちゃくちゃ美味しそう!

それにしても山の上の景色はいつも荘厳ですね~
Commented by keen45 at 2016-07-18 22:46
> みねんこさん
水場によってはクセのある味があったりするんだけど、ここの水は文句なしだった!

現実離れした風景だよね。
頑張って登ればこんな世界が待っている日本て凄い。