人気ブログランキング |

アサクフカク

山の本

b0339488_17174530.jpg

現代の登山者は日本百名山にこだわる人がとても多い。
山はこの百座のみではないわけで、もっと自由な登山をしたほうがいいと思う。
とはいえ、ワタシも日本百名山をメインに登るようになっているわけで、この百座は魅力的な山ばかりなのを登山をする人は皆知っている。

日本百名山とは何か。
それは小説家で登山家の深田久弥が自身の登山歴の中から百座を選びぬき本にした日本百名山がすべての始まり。

現在、日本百名山登山のガイド本はいくつも出版されていてワタシも持っているが、そのどれもが深田久弥が選んだ日本百名山と同じ山なわけである。

その、おおもとの日本百名山を読んでみた。

内容はストーリーのある物語ではなく、それぞれの山だけで完結する短編集のようなもの、いや違うな、簡単な地図や写真があったりするので当時のガイドブックと言っていいだろう。
なのでどこから読んでも、気になる山だけ読んでも問題ない。

時代は戦前からの登山だったりするので、現在はあるロープウェイがまだ無かったり、道路が開通してなかったりで、現代のガイドブックとして使うことは無理。
逆に、現代とは違うルート、工程での登山はとても新鮮であり羨ましく思う。
足元は地下足袋にわらじだったとか、山小屋ではなくダムだったか電気だったかの管理棟のような所に宿泊させてもらったとか、現代の登山からするとどういうシステムなん?と思ってしまうおおらかな時代だったようだ。

今後日本百名山を登る時、この本のその山の部分を読み返す。
そして登山中、深田久弥の歩いたルートを眺めたり、時には同じ登山道を歩いて当時を想像してみようと思う。


by keen45 | 2016-09-14 18:21 | | Comments(0)