8日目-3 祖母山下山、七里田温泉下湯
右側に岩屋、泊と書いてある。
天狗岩屋。
なるほど、ここなら雨はしのげる。
緊急避難小屋として使えそう。
更にそのすぐ下には水場、天狗ノ水場がある。
この日はほんとに暑かった。
カラになったペットボトルにも補充。
俺も登山道があるのに道迷いをし、遭難してしまう意味が分からなった。
間違えたら戻ればいいではないか。
しかし現実は違う。
登山道には分岐は当たり前。更に獣道、トイレ道、クライミング道と間違える要素は沢山ある。
はっきりいって間違えないほうがおかしい。
ではなぜ殆どの人が間違えないで下山できるか。
それはこのリボンのおかげといっていいだろう。
これが結んである所が正規の登山道。
リボンの色はピンク、赤、黄色、が多いが、青、白、黒と様々な色がある。
要は人がリボンを結んで居てくれる所が登山道。
登山慣れしてくるとリボンのありがたみが薄れてくる。
しかしと〜っても大切な役目をしている。
この渓流は名瀑原尻の滝を経て大分から別府湾へ。
ここは一級河川大野川の源流のひとつ。
その名残がこの粉砕された石の山。
無事下山♪
地面から少し下がった半地下的な浴槽。
お湯は40度に達しないぬる湯。
そして気になる炭酸具合。
それがね、すご〜〜〜〜〜〜〜〜〜い!!!
色々炭酸泉に入ってきたけど、多くがじわじわ肌に気泡が付く感じ。
ここは、入った途端に気泡が付きはじめる!
気泡を取っても取ってもすぐに付き始める!
飲泉もしてみた。感想はほんとに炭酸水!味はまずいんだけど(笑)
窓は全開で換気扇がまわっていて床には寝ないでと。
二酸化炭素の濃度が高すぎて酸欠になるのを防ぐためらしい。
この温泉、世界最強の炭酸泉なんじゃないかな♪
ちなみに受付のある大きな施設の温泉も同じ源泉を使っている。
しかしもともとぬる湯のため加温している。
炭酸泉は加温すると炭酸が抜けてしまうのだそうで気泡感はほとんどない。
大きな施設の方を出る時、ロビーで施設の方や地元の方とたくさん話をした。
ステキな旅してますねって言ってくれたおばちゃんや横浜から嫁いできた若くて可愛い女性といろいろ話した。
道の駅で寝るっていったらみんなでワイワイガヤガヤ道の駅竹田がいいんじゃないかってことになった。
楽しい一日の終り。
反時計回りでまわった。
活動時間は9時間25分。
尾平登山口から七里田温泉、道の駅竹田へのGPSログ。
九州旅はまだ半分。
まだまだつづく
by keen45
| 2017-05-20 18:04
| 20170409_九州