荒々しい火山の風景はこれで見納め。林間地帯に降りていく。
この崖の上を歩いていき
登山道がわからなくなる。
岩の上の部分から向こうに行くのだと思い見てみると進めそうにない。
しかしリボンの印はある。
は?!
下?!!!
いやいやいや、まてまて、横に寝そべる感じじゃないと通れないぞ?
うまく体の向きを変えて足から滑り込む。
ここ、大きめのザックだったら下ろして人とザック別々に通過しないと通れないんじゃないか?
いままでも穴を通る登山道はいくつか見たことがあるけど、その場合、メインの登山道が別ルートで存在している場合が多い。
もしくは立って歩ける大きな穴。
こんな狭いのにこれがメインルートの登山道なんて驚き!
ひょっとしてどこかに別ルートあったのかな?
穴の中に入り振り返ってパチリ。
探検隊気分たっぷり♪
以前は火口底部分を歩けたのだそうだ。
こういうことです。
今は禁止。
沢の流れ横を進んでいく。
行きに稜線上から見た湯の花採取場に戻ってきた。
沢が温泉色だぁ気持ちよさそうだな♪
じゃ、入りますか(笑)
この橋、沢沿いの登山道からここは丸見え。
でも人とほぼすれ違っていないしこれから登ってきそうもない。
沢に手を入れるとぬるすぎる。
熱湯と沢の水がちょうどよく混じり合っているところを探す。
よし、いそげ〜♪
というわけで入浴♪
風はほぼなくなり太陽はポカポカ
歩いてきた山を眺めながらの野天湯
贅沢の極み♨
無事に人に出会わず入浴を終わり下山開始。
湯の花採取場から伸びる登山道には看板と岩のばってんで通行止めの印。
後に登山道整備の方に聞いたら、ここは本来湯の花採取場の作業通路のため登山者は通行止めにしているとのこと。
行きに使った登山道へ向かう。
ここを登って稜線に出たらそこが登りで使った登山道。
また登るのかぁ
めんどくさ(笑)
湯の花採取場の湯の花。
たくさん採れてる♪
パイプから大量のお湯が流れ出してる。
相当温度は高そう。
野天湯をありがとう♨
滝の展望台で登山道整備の方と話をした。昔この谷には硫黄採取用のロープウェイが張られ、その作業をする方たち家族が数百人住む町があり、学校まであったそうだ。今の風景からは想像できない興味深い話を聞けた。
というわけで無事下山♪
下山後に食事。
ツーリングマップルは車でも役立つ。
おいしゅうございました♪
この日歩いたGPSログ
左下から登り始め反時計回りで歩いた。
翌日、磐梯山を登ったのだがそのレポは次回。
安達太良山、思っていた以上に素敵な山だった♪
おわり